OSBXLの機能

OSBXL バージョン1.1 の主要機能は以下の表の通りの機能となります。(表が大きいため、スクロールしてお読みください)

Important

主要な特徴としては、以下が挙げられます。

  • WindowsだけでなくMac,Linuxからも利用できる

  • Java,Python,Node,Rubyから利用できる

  • 独自計算エンジンを積んでいて、ほぼ全てのExcel関数の入出力(計算結果取得を含む)をサポート(Excel関数のSpill対応は完了済み)

  • ほぼ全てのチャートを広範にサポート

  • ピボットテーブルの生成、計算も可能(一部機能に制限があります)

サポートしている機能を網羅すると以下になります。

機能名

特色

備考

ファイル入出力

読み込みおよび出力(通常ファイルおよびパスワード付きExcelファイル)

Excelファイル形式

.xlsx(通常形式), .xlsm, .xltm(マクロ), .xltx(テンプレート)

.xls(旧Excel形式) .xlsb(バイナリ形式) は非サポートです。

Excelのバージョン

Office2010以降(Microsoft 365含む)

他のExcel生成ライブラリで作成したファイルは、一度Excelにて保存してください。

関数エンジン

独自計算エンジンを搭載。 セル値の計算およびセルへの設定が可能。設定後、値の取得も可能。

ユーザー定義関数や一部サポートしていない関数があります。詳しくは関数サポート状況をご覧ください。

フォント

日本語フォントを含む、Excelに標準で含まれているフォントをサポート

セル装飾

サポート(セル書式の設定および値の取得、フォント、フィル、罫線、配置,保護)

オートフィルター

並び替えを含めサポート

条件付き書式

並び替えを含めサポート

コメント機能

コメントおよびメモ(旧形式のコメント)をサポート

コメントの設定時に、関連者にメール送信される機能はありません。

テーブル

サポート

queryTable形式は一部機能に制限あり

ピボットテーブル

サポート(PKIなどの一部機能除く)

バージョン1.1では、単一テーブルやワークシート領域からの集計のみとなります。

チャート

大部分のチャートをサポート

バージョン1.1では、RegionMapチャートは扱うことが出来ません。

他リソースの取り込み

ハイパーリンクをサポート。同一PCにある他のExcelファイルの取り込みをサポート

画像系

追加、削除、位置やサイズ変更をサポート

オートシェイプは、バージョン1.1では作成することが出来ません。

その他

名前の定義、ウィンドウ分割、アウトライン設定。印刷時のマージン設定をサポート

非サポート機能

oneDriveへの配置、ODBCを用いたデータ取り込み、パワークエリは非サポートとなります。